焼酎は太る?太らない?カロリーや糖質、太りにくい飲み方と選び方

「焼酎は太りにくい」と耳にしたことはありませんか?

糖質ゼロやプリン体ゼロといった特徴から、ほかのお酒よりも健康的なイメージを持たれることが多い焼酎。

しかし、飲み方や量によっては太る要因となることもあります。

今回は、焼酎のカロリーや飲み方を詳しく解説し、太りにくく楽しむ方法をご紹介します。

焼酎はなぜ太りにくいと言われるの?

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焼酎は、適量であればほかのお酒に比べて太りにくいとされています。その理由を詳しく見ていきましょう。

焼酎の特徴と太りにくさの関係

焼酎には糖質やプリン体が含まれていません。

糖質は摂りすぎると中性脂肪が増加し、体重増加の原因となります。

また、プリン体の過剰摂取は尿酸値を上げ、痛風などのリスクを高める要因にも。

焼酎の主な飲み方にはロックや水割りがありますね。

ロックは少量をゆっくり楽しむスタイル、水割りはアルコールを薄めて飲むため、摂取カロリーが抑えられる傾向にあります。

こうした飲み方が、焼酎が「太りにくいお酒」とされる理由の一つなのです。

焼酎の種類別カロリー比較:甲類と乙類

徳利とお猪口

焼酎は「甲類焼酎」と「乙類焼酎(本格焼酎)」に分類され、それぞれカロリーが異なります。

焼酎のカロリー比較

一般的に、100mLあたりのカロリーは次のようになっています。

  • 甲類焼酎:206kcal
  • 乙類焼酎(本格焼酎):146kcal

アルコール度数が高いほどカロリーも増えるため、100mL単位では焼酎はビールやワイン、日本酒よりも高カロリーに見えます。

しかし、水割りなど1杯あたりのカロリーで比較すると、乙類焼酎はビールや日本酒よりも低カロリー!
甲類焼酎もビールの半分程度のカロリーしかありません。

また、ビールや日本酒は口当たりが軽く飲みやすいため、つい量が増えがちです。

対して、焼酎はアルコール度数が高く飲みごたえがあるため、少量で満足できる傾向にあります。

そのため、結果的に総摂取カロリーが抑えられ、太りにくいとされているのです。

焼酎で太る原因は?

焼き鳥

焼酎自体は太りにくい特徴を持っていますが、飲み方次第ではカロリーオーバーにつながることも。

注意すべきポイントを見ていきましょう。

飲み過ぎによるカロリー過剰摂取

どんなお酒でも過度な摂取はカロリーオーバーの原因となります。焼酎も適量を超えて飲んでしまえば、エネルギーとして消費しきれず、体に脂肪として蓄積されることに。

特に、ストレートやロックで飲む場合、アルコール度数が高いため摂取カロリーも増えがちです。

適量を守り、水やお茶を間に挟みながら楽しむようにするのがおすすめです。

割る飲み物の選び方:糖質量に注意

チューハイやサワーのイメージ

焼酎をジュースや甘い炭酸飲料で割ると、一気にカロリーが高くなるため要注意です。

特に、居酒屋で提供される甘いチューハイやサワーは、糖質を多く含んでいるため、たくさん飲むのは控えましょう。

太りたくないのなら、焼酎の水割りやお茶割りを選ぶのがベスト。

さっぱりとした口当たりで、余計な糖分を摂らずに楽しめます。

おつまみの選び方:高カロリー・高糖質食品を避ける

おつまみと焼酎

お酒を飲むと、つい食欲が増して高カロリーなおつまみに手を伸ばしてしまいがち。

特に、揚げ物や脂質の多い料理は、焼酎と合わせるとカロリーオーバーになりやすいため、注意が必要です。

焼酎と相性の良い低カロリーのおつまみとしては、刺身、冷奴、枝豆、焼き鳥(塩)などがおすすめです。

太りにくい焼酎の飲み方

焼酎を楽しみながら、カロリーを抑えることができることが最良ですよね。
ここでは、飲み方の工夫を紹介します。

焼酎を割る際のポイント:水割り、お湯割り、炭酸割り

焼酎のお湯割りと梅干し

太りにくい焼酎の飲み方のポイントは、アルコール度数を下げること。

割り材によって飲みすぎを防ぎ、摂取カロリーを抑えることも期待できます。

特におすすめの割り方は以下の通りです。

お湯割り:焼酎の香りが際立ち、少量でも満足感が得られる
梅干し入りお湯割り:梅干しのクエン酸が代謝をサポートし、ダイエット効果も期待できる
緑茶割り:緑茶に含まれるカテキンが脂質の代謝を助け、体脂肪の燃焼を促進

少し工夫するだけで、お酒を楽しみながらダイエット効果も期待できます。
ぜひ意識してみてはいかがでしょうか。

焼酎を楽しみながら健康的に

グラスに焼酎を注ぐ写真

焼酎は、糖質やプリン体を含まない点から、ほかのお酒と比べて太りにくい特徴を持っています。

しかし、飲みすぎたり、高カロリーな割り方やおつまみを選んでしまうと結果的に太る原因となることも。

適量を守り、水割りやお湯割り、緑茶割りなどさまざまな割り方で楽しむことが大切です。

自分に合ったスタイルを見つけ、無理なく続けられる飲み方を取り入れてみてはいかがでしょうか?