ヨーグルトの上澄みは飲んだ方がいいの？実は上澄み（ホエイ）は栄養満点！

毎朝、ヨーグルトを食べる方も多いでしょう。

しかし、ヨーグルトの容器を開けると時折、上澄みが溜まっています。

この上澄み、なんとなく捨ててしまう方もいるかもしれません。実はこの上澄みには、私たちの体に嬉しい栄養がたっぷり含まれているのです。

今回はヨーグルトの上澄み＝ホエイについて解説します。

ヨーグルトの表面に出てくる水分はホエイ

ホエイとはヨーグルトから分離した水分のことです。

より詳しく言えば、牛乳から乳脂肪と一部のタンパク質を除いた成分で、チーズを作る際などにも発生します。

ヨーグルトやチーズは乳酸菌の働きによって牛乳のタンパク質が固められた食材ですが、この固まりが乳酸菌の発酵過程で収縮したり、振動によって崩れたりすることで、水分（ホエイ）が分離されるようになるのです。

ホエイは「乳精」とも言い、水溶性のタンパク質や乳糖、ビタミン類やミネラル分などさまざまな栄養を含んでいるため、ヨーグルトを食べる際は一緒に食べるのがおすすめです。

ホエイにはたくさんの栄養が含まれているため、ぜひ捨てずにそのまま食べることをおすすめします。

例えばヨーグルトを食べる際など、そのままホエイも食べて良いのか迷ったことはありませんか？

もしかしたら、なんとなく捨ててしまっていた方もいるかもしれませんね。

しかし、ホエイには下記のような栄養分が含まれているため、捨てるのはもったいないのです。

ヨーグルトからホエイを取り除くことを「水切り」と言います。

水切りをすることでホエイ（水分）の抜けたヨーグルトは栄養分が凝縮され、特にタンパク質と脂質が高まります。

また、味わいの面でもコクが増したり舌触りのまろやかさが増したりなど変化があるため、一度試してみてはいかがでしょうか。

水切りの簡単な方法は、ふたを開けたヨーグルトのパックにキッチンペーパーを2枚ほど被せて輪ゴムで固定してから、お皿やボウルなどに逆さまの状態で放置しておく方法です。

ヨーグルトの大手メーカーなどは、ボウル、ざる、キッチンペーパー、容器から出したヨーグルトの順に上に重ね、最後にラップをしてから放置をする方法を推奨しています。

ボウルやざるなど片づけがめんどうと思う方や、家にボウルなどがない方には最初の簡単な方法がおすすめです。

水切りをした後のホエイは、もちろん捨てずに使用しましょう！

簡単なアレンジ方法としては、牛乳と混ぜてラッシー風にすることです。

砂糖やはちみつなど、甘さは適宜追加してくださいね。

ほかには、ドレッシングを作る・カレー・スープに混ぜる・パンケーキなどお菓子作りの際に混ぜる・お肉の下ごしらえなど、幅広く活用することが可能です。

準備やレシピを確認する手間を省きたい方は、お肉の下ごしらえに使用するのが一番おすすめ。

ホエイを接種した豚がいるように、ホエイにはお肉をやわらかく、しっとりさせる成分が含まれるのです。

ヨーグルトの上澄みであるホエイは、タンパク質や、ビタミン、ミネラルなど、私たちの体にとって大切な栄養素が豊富に含まれていることがわかりました。

栄養満点のホエイをたっぷりと味わえるヨーグルトを、ぜひ食生活に取り入れてみませんか？

球磨川亭でも販売中のヨーグルトは毎日の朝食や、軽食にぴったりです。

ほかにも球磨の豊かな自然から生まれた種類豊富なヨーグルトを取り扱っていますので、ぜひあなたのお好みの味を見つけてみてください。